墨絵の世界

【制作道具】

現在は書道道具の一式を使用。
水墨画専用の筆（腰がある）もある。

筆の太さで大中小、刷毛も幅で大中小

筆洗い、調墨皿、霧吹き、墨の濃さを確認する紙入れ

落款（3サイズ）、白抜き剤、チョーク、海綿

水墨画用墨汁（黒、青）、顔彩、糊（かび防止剤入り）

1.筆と刷毛: 描く線に応じた太さの筆、および濃淡調整時間を短縮するために濃さを決めた筆の追加。刷毛は空を描く時に使うことが多い。【写真①】
　　　　　　　　　　
2.関連道具１: 刷毛の洗えるサイズの筆洗い、大きめの調墨皿、筆の線の端を目立たなくすることにも使う霧吹き、描く前に墨の濃さを確認する紙（入れ）【写真②】
3.関連道具２: 落款（雅号）は朱文と白文の2種類、用途に応じた白抜き剤（「一発白抜き剤」「ドーサ液」「わんぱう」）、修正用に使う黒板チョーク、広葉樹の葉を描く「海綿」【写真③】
4.関連道具３: 水墨画用の墨汁も販売されている。人物を青墨で描くと柔らかい雰囲気となる。墨彩画を描くときに顔彩を利用。裏打ちで使う糊は障子用でOKであるが、かび止め入りを使用のこと。【写真④】