墨絵の世界
【新作の紹介】
(2025年第1回、4月27日)
スマホ画面では全作品の後に絵の説明があります。
各作品に対して、原作者、絵自体の物語、描くきっかけ、表現の工夫・失敗ポイントなどをコメント。
ギャラリー
①仁王像(石山寺)
滋賀県大津市
②多宝塔(石山寺)
滋賀県大津市
③ルグラン嬢
ルノアール作
contents作品紹介
- ①仁王像(石山寺)
- シルバーカレッジのバス旅行(2024年)。東大門には鎌倉時代の仏師運慶と湛慶の作の仁王像。
正面右側の阿形像の写真を参考に描いた。木質感と風化した木肌を若干表現できた作品。画竜点睛で目を入れたがイマイチの結果。
(紫式部が源氏物語を起筆した場所)
- ②多宝塔(石山寺)
- 多宝塔は知立神社に続く2作目。2012年に檜茅葺屋根の茅の取替工事。石山寺は硅灰石で有名で、
その上に建つ。国宝指定の重要文化財。1階が正方形、2階が円形となっており、森林に囲まれたたたずまいが美しい。
- ③ルグラン嬢(ルノアール作)
- ルノアールは人物像が有名で、1875年制作。書籍によれば、ルグランは当時8歳であるが、大人びた感じがする。
自分の作品は、シルクのブラウスの輝き、ウェーブのかかった髪の毛を意識して描いた。若干顔の影の入れ方に反省点あり。