本文へスキップ

墨絵の世界

【新作の紹介】
(2024年第2回、6月27日)
スマホ画面では全作品の後に絵の説明があります。

各作品に対して、原作者、絵自体の物語、描くきっかけ、表現の工夫・失敗ポイントなどをコメント。

 

ギャラリー

イメージ01

①「SL人吉」

  熊本県

イメージ02

②「山水画」

  墨親会の作品模写

イメージ03

③「ブレッド城」

  スロベニア

contents作品紹介

①「SL人吉」
日本最長老の蒸気機関車SL。2024年3月23日に運行終了。JR肥薩線が開業100周年を迎えた2009年に復活。観光列車として現役を全うした。 新聞記事に掲載されたことで関心を持ち、絵にした。遠近法を強調し、黒光りする車体、ぼかしを生かした煙で表現した。
②「山水画」
2020年頃に刈谷市の水墨画サークル「墨親会」の作品展を見学。その時の会員作品を模写。水墨画表現の代表的な作品で、絹地に描かれている ため艶があり、初めての作風で感激。中国山水画に近いが、日本的な画風が含まれている。木を描く技法の「没骨(もつこつ)」(輪郭線のみ)と「鉤勒(こうろく)」(塗りこみ) および遠近の濃淡技法が特徴。
③「ブレッド城」
ブレッド城の写真を基に作成。調べてみると、有名な観光地で、風光明媚なブレッド湖に浮かぶ島にある城とのこと。スロベニアは ユーゴスラビアから独立した国で、治安も良い民主的な国。城と山脈を対比させて、遠近を強調する描き方を心がけて制作。湖面に反射する城壁などは、うまく描けていますでしょうか?