墨絵の世界
【新作の紹介】
(2023年第1回、8月10日)
スマホ画面では全作品の後に絵の説明があります。
各作品に対して、原作者、絵自体の物語、描くきっかけ、表現の工夫・失敗ポイントなどをコメント。
ギャラリー
@「道後温泉本館」
愛媛県
A「東京駅夜景」
2012年の復原工事後
B「高台寺(雪景色)」
京都
contents作品紹介
- @「道後温泉本館」
- 道後温泉本館は、日本最古といわれる温泉のシンボル的な施設。1994年に国の重要文化財に指定された現役の施設。
壮麗な三層楼の本館の写真に魅力を感じて絵にした。調べると、設計は松山城の城大工棟梁の家系の坂本又八郎。一度は行ってみたい所。
- A「東京駅夜景」
- 2012年に「丸の内駅舎復原工事(5年間)」で完成した。南北に延びる駅舎は335m。美しい赤レンガの外装に白い帯形
や窓枠と黒いストレート屋根は、水墨画にも適した建物。遠近感、立体感を意識して作成。
- B「高台寺(京都)」
- 京都東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院。豊臣秀吉の正室である北政所が秀吉の冥福を祈るために建立。描くきっかけは、
カレンダーの写真であったが、雪景色を描く1つの技法(「揉み紙」:和紙をもんでしわを作り、それを広げて描く)を使ってみる良い題材と思い決めた。
厚めの和紙を使用。自然な雰囲気を出せた作品。